北野エース「あごだし」
興味本位で買ってみてから、気に入って何回もリピートしてるあごだし。
ティーパックになっていて、あごだし以外の出汁も入っているので、
これだけでしっかり味が出る。※
創味の和風だしも足すと、味の相乗効果がふくらんで、
味見だけで昇天しそうになる。ぐびぐび飲めるね。
出汁がうまくいくと、最終的な味は大きく失敗しないので、
あとはもう適当に材料入れておけばOK。
我が家のキッチンに、このあごだしが加入したおかげで、
煮物がご馳走として、存在感出すようになった。ありがたい。
野菜を茹でるときに使うという方法もあり。
一袋にたくさんパックが入ってるので、惜しみなく使えるのも推しポイント。
※国産原料6素材が入っているらしい
(焼津産鰹本枯れ節、熊本県産うるめ鰯、焼津産鯖枯れ節、国産焼あご、宮崎県産香信椎茸、北海道産利尻昆布)
★★★活躍の場面★★★
・煮物全般
・野菜をゆでる時
創味「シャンタン」
「味覇」だった時代から、家庭の中華に欠かせない調味料。
和食のダシ的な役割として、主には中華風の炒め物の時に、
ティースプーン1杯分くらい入れてる。
青椒肉絲とか、麻婆豆腐とか、辛味噌茄子とか、最終的な味の方向性は問わず、
ベースの鶏ガラ感は、これで出しておかないと和風に寄りすぎてしまう。
チャーハンに入れると一気にレベル上がって、家庭っぽさから店っぽさに近付く。
中華粥を作るにしても、海鮮のダシだけじゃ心細いので、結局入れてしまう。
家庭の中華料理には、絶対に外せない調味料。
ただし味付けがこれだけだと、ちょっとぼんやりしてしまうので、
塩を少し足すとバランスが取れる。
夏はきゅうりに、創味シャンタン+チューブにんにく+塩+輪切り唐辛子で、
居酒屋でお馴染みの「おつまみきゅうり」が完成。
正直、居酒屋より美味しいけどね。
常温保存が怖くてできないせいで、冷蔵庫で保存。
本来はペースト状なんだが、冷えてカチカチになるため、
500g分すべてバターナイフでこそぎながら使う私。
みんな常温保存してるんだろうか・・・
★★★活躍の場面★★★
・中華風の色々(塩系、味噌系問わず)
・おつまみきゅうり
福来純「本みりん」
みりんは、煮物を作る過程で形式的に入れるものだと思っていたあの頃…
日本酒と砂糖で補完できる存在だと思っていたことを、今は伏して謝罪したい。
上司に激励として連れて行ってもらった小料理屋で、
デザートとして出てきたのが、このみりんとの出会い。
普通のバニラアイスに、みりんと岩塩が上品にかけられ、
「洗練された大人のデザート」として、主役級のふるまいをしていたみりん。
キャラメルほど甘くなく、リキュールほど強くない、
そして普通すぎるバニラアイスを、さも一流女優のように仕上げる腕がある。
煮物として使うのがもったいない実力があるぶん、
煮物に使えば、劇的なレベルアップが可能になる。
今では甘さ・まろやかさ・まとまり感のためには、
我が家の食卓にとって欠かせない存在だ。
我が家独自レシピとしては、
しそ・みょうが・にんじんを細く切った薬味サラダの風味付けとして、
めんつゆと一緒に和えるという使い方もしている。
このみりん、色々TVでも紹介されてるのね。
実は東海地域では庶民スーパーで買える。店頭価格:950円
★★★活躍の場面★★★
・煮物
・砂糖を使うべき場面の砂糖の一部として(深みや大人っぽさ要素)
・バニラアイスに塩と一緒に(すごく品のいい塩キャラメルアイスになる)
鎌田醤油「だし醤油」
舌が関西風だからか、普通の「醤油」だと味が強すぎる。
なので、どうしても「だし醤油」を選んでしまう。
子供の頃に、どこかの誰かがお中元で送ってくれるようになってから、
我が家の食卓の醤油といえば、鎌田醤油の1択になっている。
そして30年近くお世話になっている、まじな調味料優等生。
直接かけるのはもちろん良し、煮物も焼き物もなんでもいける。
醤油が必要とされる場面なら、全部いける。
さしみ醤油ですら味が濃すぎると感じてしまうので、
自炊するようになってからブレンドして使ってる。
色も薄めなので、煮物に使っても黒くならず、
うま味もしっかり残してくれるので、ばっちり関西風に仕上がるのが嬉しい。
★★★活躍の場面★★★
・醤油が必要ならどこでも
蒲刈物産「海人の藻塩」
がっつり系を欲する頻度がだんだん下がって、
「やっぱり料理は素材の味」とか言い出すようになると、
塩の存在感が高まってくる。
藻塩との出会いからまだ数年ではあるが、
藻塩は、料理に対する塩の貢献度を、改めて感じさせてくれる調味料だ。
特に海鮮系だと、うま味が持ち上がってくる気がする。
少しべったりした感じなので、仕上げとして満遍なく振るのは難しいけど、
全体の味がぼんやりしている時に、メリハリを効かせる時に大活躍する。
肉や野菜を直接つけて食べると、塩味の次にじゅわっとうま味感が出てくる。
いろんな会社が藻塩を出しているので、今後は食べ比べする。
店頭価格:450円くらい
★★★活躍の場面★★★
・ステーキ、野菜の直付け
・煮物
・炒め物
※特に海鮮系の味付けが好き
創味「京の和風だし」
これも、調味料投資のビギナー時代からのお付き合い。
おばあちゃんが大学時代に送ってくれたのが始まり。
メジャーブランドの白だし使ったこともあったけど、カツオ感やうま味感が段違い。
舌が関西寄りの人は、使っておけば間違いないはず。
煮物には絶対!浅漬けにも絶対!
炒め物をするにも、うま味が足りなそうな時は、スプーン1杯くらい入れとく。
塩だけで不安がある時には、入れておけばレベル上がる。
野菜を茹でる時も、塩の代わりに入れるといい。
ゼロからだしを取る時間と手間を煩わしく思うなら、絶対必要。
煮物に入れる醤油の量を抑えて、その分このだしで補うと関西風になる。
(透明度が上がって、カツオだしの味が強くなる)
店頭価格:900円くらい
普通のスーパーでもあることが多い
(創味さんの絶え間ない営業活動で、使い始めた10年前より格段によく見る!)
★★★活躍の場面★★★
・煮物全般
・浅漬け
・野菜の下ゆで
・炒め物(うま味が足りなそうな時の補助)
シーズコア「今塩屋佐兵衛の塩 にんにく塩」
調味料投資の価値を教えてくれた1品。
スパイス塩、にんにく塩の類は数多くあるが、
バランスの良さと旨味感がいちばんハマった。
パセリの爽やかさと、玉ねぎのコク感・旨味感が、にんにくと絶妙に調和している。
にんにくのガツン感が欲しいなら、物足りないかもしれないが、
野菜をおいしく食べたいと思うなら、むしろこの謙虚さが不可欠だ。
店頭価格:650円くらい
高級スーパーとかで、たまーに見かける
★★★活躍の場面★★★
・野菜炒めの味付け
・蒸し野菜にパラっと
※我が家では野菜を味わうために常備している感じ
Amazonはだいたい品切れ・・・